最近「絆」という言葉が溢れているように思う。
人のつながりが希薄な時代だからこそ、
「絆」を大切にしようとする思いが込められているのだと思う。
ただ、あまりにも安易に使われているような気がして、
「絆」の思いが薄らいでしまっているのではないかと感じる時がある。
この言葉を使いさえすれば繋がりが強くなるような、
そんな錯覚をしているのではないか。
ま、裏返せばそれを強く望んでいるからなんだと思うのだけど、
どうもこの言葉を聞くたびに違和感を感じてしまう。
腰が落ち着かない。
さて写真は、そんな重い話とはほど遠い、
田んぼに張り巡らされた鳥よけの糸。