アダプターが届いたのでとり合えず家の中で試し撮り。
散らかった仕事部屋の机を整頓して、
部屋の中にある目ぼしい物を並べ撮ってみた。
暖色系の蛍光灯の部屋なので、
色合いの違いが出るかどうか分からない。
とりあえず撮るだけでも(^_^;)
比較するのはPlanar50mm/F1.4とMakroplanar60mm/F2.8。
そして追加してEF28-135mm/F3.5-5.6とEF24-70/F2.8、
二つのズームの50mm近辺。
開放付近での描写の違いを捉えたいため、
開放とF2.8だけ選択した。
蛍光灯では色調が大きく変わることはない。
このぐらいでは違いがないとみていい。
ま、わずかに黄変しているレンズなので、
アンバー系の光源ではその違いが出ないとは思う。
ただ、ズーム2本の彩度が低く、
特にEF28-135mmでは階調も悪くなっている。
ピントを狙った場所の等倍。
[momiji]の二つ目の[m]に合わせたつもりが、
わずかに前ピンになってしまった。
OM55mmでだいぶ崩れているように見えたんだけど、
P50mmもけっこう崩れている。
開放ではこれでよしとすべきなんだろうと思う。
0M55mmで特に目に付いたのが、
インク瓶の白いレーベルの外側にフレアーが発生しているところだ。
レースをかけたような描写をするというのが、
開放のこの辺りからくることだと思う。
ボケの状態。
F2.8でのボケ味では一番長い60mmが有利に働いている。
でも50mmの開放のボケ味が面白い。
ボケているけれど芯がある。
55mmのボケは、
開放ではさすがに原形が崩れている。
でも2.8に絞るとまとまってきて、
コントラストも高くなるようだ。
MP60cとEF24-70のぼけ方が似ているのには驚いた。
単焦点並の解像度とボケを兼ね備えている
優れたズームレンズであることが分かる。
できないのは標準開放の甘さだけかもしれない。
これらのことが僕の撮っているフィールドで、
どのようになるのか分からない。
でも外へ連れ出すのが楽しみな1本を手に入れた実感はある。
今回追加したズームレンズの特に24-70mmの良さにも驚かされた。
運動系ばかりでなくもっと積極的に風景にも使ってみたい。