森や近所で草花を撮ることが多くなった。
それがこの結果の大きな要因だ。
これまでと撮影対象が変ったことはしかたないことだ。
ボディ2台態勢に入り60mmマクロの相棒として50mm標準を選択した。
60mmと50mm。
この近接した二つのレンズを持ち歩くことに何か意味はあるのか。
この二つのレンズに描写の違いはあるのか。
50mm標準レンズだって40cmまで寄れる。
60mmマクロレンズだって無限大まで撮れる。
画角の差だってあってないようなものだ。
F1.4とF2.8の絞り開放の明るさの違いか。
そうしたスペックとか数値の違いじゃないものに、
僕がこの二本をペアにしている理由がある。
単純に言えばシーンの違いでの使い分けだ。
たとえば同じ花を撮るにしても、
花だけに絞って撮りたい時には60mmマクロを使う。
花を含めた風景的な写真にする時には50mm標準を使う。
そういう使い分けだ。
それが近接している焦点距離だからこそ上手く行っているように感じる。
でも、この3月から11月までの2期、マクロを多用しすぎたと思う。
だからもう一度85mmと35mmのペアで今期は取り直してみたい。
ただ、この2本だと寄ることがあまり出来ないので、
それを補うためにクローズアップフィルターを手に入れた。
85mmように無限遠で50cm寄れるものを、
35mm用に無限遠で100cm寄れるものを。
そして巨大なレンズをつけたまま、
スムーズに取り出したり仕舞い込んだり出来るように、
バックも手に入れる予定だ。
7月から11月までの期間、24-70ズームと70-200ズームの使用頻度も増えている。
それは二つのレンズに合わせて出し入れしやすいバックを手に入れたからだ。
撮りたい時にすっと出して撮り、そしてすぐにしまえる。
これは僕の撮影には重要な要素となっている。
あともう一つのペアーとしてOMレンズの2本の存在も大きくなった。
55/1.2と35-80/2.8の標準の単焦点とズームレンズ。
この場合、多くは単焦点でいけるけれど、
どうしても寄せたり引かせたりしたい場合にズームの登場となる。
この2本もなかなか撮り分けが出来ている。
11月から3月までのこの期間、
冬場で被写体が極端に少なくなってしまう中、
僕はどのように撮影していくのだろう。
本格的な撮影活動にはいって初めての冬だ。
僕自身、ワクワク感と不安感でいっぱいだ。