できるだけ大きな画面で見ていただけると嬉しいです。大きい画面だとアラも目立ちます。でも写真の中に吸い込まれるような感覚を味わえるかも知れません(^_^ა)
by Musapoo
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  :::: 同じ構図での比べっこ ::::::::
時々違うレンズで同じ場面を撮って、
焦点距離の違いによる見え方の違いを確認したくなる。

今回は携行していた35mmと85mmだ。
さんざん使っているこのペアー。
標準レンズを挟んで広角側と望遠側の直近の焦点距離で、
遠くのものを大きく写すには物足りない85mmと
広い範囲をバサッと切り撮るには物足りない35mmだ。
高倍率ズーム全盛時代で一見中途半端な焦点距離だけど
見過ごされがちな視覚的効果を比べる。

まず野菜畑の場面。
自転車で坂道を下っていくと目に入ってきたのは
日没直前の陽射しに光る野菜の苗のラインだ。
そこでまず選んだのが85mm。
同じ構図での比べっこ_b0064396_15512963.jpg


放射線状に並ぶ野菜達をきれいに捉えることができた。

そこで35mmで同じ構図はできないかと思い
立ち位置を少し移動して35mmで撮影。
同じ構図での比べっこ_b0064396_15512531.jpg


わずかにズレはあるけれど、ほとんど変わらない構図で撮影することができた。
でも、決定的に違うのは野菜達の間隔だ。
85mmと35mmでこれだけ違う。
85mmは圧縮効果が少し出てくるので
前後の野菜達がつまって見えるためラインがつながる。
35mmはその逆で孤立して見える。

最初、ここで感じたようにラインを強調するならば85mmの方がいいかと思う。
でも寒い夜をむかえる健気な野菜の苗という見方なら35mmを選んでもいい。


次にイチョウの古木を見に行った時の場面だ。
黄葉の最盛期を過ぎ木の周りはイチョウの落ち葉で埋まっていた。
そしてそのなかにベンチが一つおいてあった。

落ち葉に足跡をつけないために遠くから眺め85mmで撮影。
同じ構図での比べっこ_b0064396_15512021.jpg


そして荒らさないように近づいて35mmで撮影。
同じ構図での比べっこ_b0064396_1550516.jpg


85mmはイラストやもっと極端にいえば製図のような、
平行な物は平行に近い写りをしている。
ところが35mmでは平行なものが平行ではないのがはっきりする。

この二つの見た目の違いはどうか。
人それぞれに違いを感じるだろうけど、
85mmは平行が平行に近いため脳内で描く線構成と近いため
安心して見ることができるけれど
どことなく遠い存在に見える。

それに対して35mmは平行が平行じゃない立体的な誇張がされるので
一見落ち着かないように自分では感じる。
でも、それが近くにあるという存在感というか親密感を感じる。


野菜もベンチも絶対的にどちらが良いという話ではなく、
自分だったらどっちなんだろうという捉え方。
被写体をどう見て欲しいのか撮影の意図は、
同じ構図でも焦点距離だけでかなり変化をつけることができる。

ズームレンズを使っていると陥りやすいこととして、
その場に立ってズーミングだけで構図を決めてしまうことがある。
立ち位置に自由が利くならばまず足を動かして
どの角度からどの範囲までを撮ろうかということを意識すると、
またちょっと違った写真を撮ることができるかも知れない。
by musapoo | 2013-12-07 17:30 | Comparison
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