出先から職場にもどる時は五時半を過ぎていた。
日が長くなったとは言え、
霧と雲に覆われてあたりは薄暗かった。
走っていくと霧の切れ間から富士山が顔を出した。
慌てて車を停めてカメラにレンズを付けて外に出ると、
富士山はまた霧の中へ。
う〜ん、撮りたかった。
撮れないとなおさら撮りたい気持ちが強くなる。
レンズをつけたままバックに差し込み、
車をまた走らせる。
しばらくしてまた顔を出した。
三脚を積んでいたけれど急いで撮るために手持ちで撮影。
ISO3200でSS1/60。
そして、この粒状!!
昔の高感度フィルムのような雰囲気。
でも色合いは悪くない。
次があるかどうかは分からないけど、
今度は三脚を使って狙って見たい。
場所は覚えた。
夏のヒマワリ畑の近くだ。