初めてのOLYMPUS ZUIKO OMの単焦点レンズ。
僕の目の前に現れてしまった。
F1.2の誘惑だった。
このレンズの作例をたくさん見た。
開放でのベールのかかったような描写と、
少し絞って繊細でシャープな描写を兼ね備える。
発売当初のレンズは放射能レンズで黄変する。
僕の固体は黄変する世代よりもあとの物。
でもわずかにアンバーがかかっている。
50mmではなくなぜ55mmを選択したのか。
それはラインナップの考え方から派生した。
僕の常用レンズは85mmと35mm。
その中間には50mmと60mmが存在する。
画角の開きは、
35[×1.4]50[×1.7]85
35[×1.7]60[×1.4]85
となる。
これを55mmにすると、
35[×1.5]55[×1.5]85
となる。
これは35mmフルサイズの長辺と短辺の比に相当する。
36mm対24mm = 3:2= ×1.5
つまり焦点距離35mmで縦位置にした時の横(短辺)と、
55mmの横位置にした時の横(長辺)が同じ広さになるのだ。
僕にとって非常に都合がいい。
Contaxにも55mmが存在するけれど、
世界で1000本しか生産されなかった記念レンズで、
価格が軽自動車並だ。
とても持ち歩いて使える代物ではない。
そこで、存在が気になっていたのがこのレンズ。
作例はどれも魅力的だ。
価格も手が届かない物ではない。
そう思っていたら目の前に出てきた。
いそいでアダプターを購入し、稼働し始めた。
僕の35-55-85mm3本の主力レンズになれるか。
もう一つZUIKOの気になるレンズ
OM 35-80mm/F2.8を手に入れたら、
2本組みとして活躍するか。
今後が楽しみだ。
Canon 5D markIIでの作例