今年は思いのほか桜を撮ることができた。
咲く時期が少し遅かったからなのかもしれない。
始めは時間的な制約もあってシルエットばかりだったので、
ラッキーにもぽっかり時間の空いた晴れた日に、
こってこての桜写真も撮ることができた。
その中で一番まとまりがいいのがこの写真だ。
ふんわりした感じは出せなかったけれど、
桜の華やかさは出せたような気がしている。
でも、本当に撮りたいのはこういう桜ではない。
僕がいつも狙っているのは「風景の一部としての花」だ。
今年の桜で言えば4/16アップの「今日最後の陽を浴びて」のような、
風景の中に息づいている姿だ。
それがなかなかうまく撮れない。
でもいつか撮りたい。