薔薇の話とは打って変わって花単体。
名前の分からない花を見つけて単刀直入にズバッと撮る。
でも、次にこの花を撮ろうとする時は違うと思う。
きっと薔薇の時と同じように迷うと思う。
人によってはマクロで雄しべなどの造形美に向かう人もいるだろう。
複数の花の配置に気を配る人もいるだろう。
いったい僕はどうなるんだろうか。
もうこの花は終わってしまっていると思う。
来年、この花を撮る時、
自分が今日考えていたことを覚えているだろうか。
また同じような写真を撮っているかも知れない。
今は身近にこんなにいろんな花があることに気がついて面白がっている。
植物に詳しい人の気持ちがほんのちょっとだけ分かったような気がする。