ちょと不思議な感じになった。
10日以上眺めてみてようやく分かってきた気がした。
久しぶりにMore機能を使います。
草花を撮っていて時々不安を覚える時がある。
多くの方が色々な場所で同じ花を撮っている。
それもとてもきれいに。
同じようにきれいに撮ろうとしたならば、
それは写真家としては成り立たない。
きれいはきれいでも自分が感じているきれいさってなんなのか。
それが曖昧になった時、どうしようもなく不安になる。
この写真は、そんな中で撮影した。
ヒマワリというとても具象的なものを撮っているのに、
そのヒマワリの何を撮ろうとしているのかはっきりしない。
ものすごく抽象的な一枚だ。
漠然と青空を背景に咲いている。
ただ多くの人が持つヒマワリのイメージから、
少しだけニュアンスの違うヒマワリとして撮ることができている。
あっけらかんと咲いているようだけど、
どこかしら暗さがつきまとっている。
まるで10代の女の子のように。