以前、35mm対決と銘打って
Distagon 35mmF1.4とDistagon 35mmF2.8の撮り比べをした
その時の結果では1.4の方が堅く2.8の方が柔らかい描写をすると感じた
でもいくつかのレポートを見付けて読んでみると
どうも僕が結論付けた結果は逆らしい
これでは納得がいかない僕にとって
もう一度確認をしなければ気が済まなくなった
そこで大きなバックに2つの35mmを入れて
ついでにすでに語り尽くされた85mmの2本も入れて
いつもの散歩道を歩き回った
ボディの(フィルムの?)トラブルもあって
比較できるシーンは限られてしまったけれど
他の人が言う2.8の方がシャープでクリアー
1.4の方が柔らかくて繊細ということが
はっきりと分かるコマを撮影することができた
でもデータ化しJPGにしてディスプレイで見ても
あまり変わらないようにも見える
D35mmF1.4
D35mmF2.8
新しく発売されたレンズではなく
すでに生産されてない現存するだけのレンズに拘ってしまうのは
なんか無意味なように感じるけれど
とにかく僕はレンズの傾向をつかんでないと気持ちよく撮影できないのだ
半信半疑で撮っていると
そのうちそのレンズの出動回数が減っていってしまう
この35mmF2.8は僕にとってしっくりきていなかった
tagsの数字を見てみれば一目瞭然だ
安心して使え
時には気持ちさえ高揚させてくれるレンズの数字は必然的に伸びていくのだ
でも今回の結果からけっこうスッキリできたように思う
だからこれからDistagon 35mmF2.8とSonnar 85mmF2.8の
コンパクトキリリスッキリペアーとして安心して使っていきたい