真夏と言っていい頃の写真。今は紺色の実を付けていると思う。アップ待ちをしていた写真の中の1枚だ。なんの変哲もない光景なのにお蔵入りにできなかったのは、他に良い写真がなかったからということもあるけれど、僕が花を撮る時に気をつけている構図の基本的な形が表れているからだ。
花の並びが左上から右下に流れている。人の写真を見る時の視線の動きは「Z」の動きをすると一般的に言われているけれど、どうも僕の場合は「\」の動きの方が多いようだ。色々な自分の写真を見てみると、右上から左下に流れる配置よりも、左上から右下に流れる配置の方が多い。右肩下がりの方が落ち着いて感じる。
そんな視線の動きに合わせて花を配置できているのでお蔵にはならなかった、と自分で分析したりする。
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ようやく1本撮り終わった。今からショップへフィルムを出しに行ってくる。この時期ならば、火曜日には上がるだろうか・・・。