MUSAPOO

昨日、春の陽射しの話題が出たので、
今日はこの写真をアップ。

春の水蒸気が多くなった空では、
こうして霞がかかったようになる。
そこに春の強い陽射しが入ると、
近景との露出のコントロールがとても難しくなる。

ハーフのNDフィルターを使えば難なくクリアーできるのだけど、
根本的に無精なので使わない。
ＰＬフィルターでもきれいに撮れるけど、
かなり違和感が出てしまう。

もう少し水蒸気が多ければ、
富士山は完全に消える。
写真だけでなく肉眼からも消える。
晴れていても見えない時があるのだ。

完全な露出オーバー。
レタッチしてここまで調整した。
それでもまだオーバー。
階調が消し飛んでいる(T_T)

花の違いを覚えようとしても覚えられないのが悩み。
ブログを通して色々な方から教えていただいているのに、
なかなか身に付かない。

菜の花をメインに据えながら、
撮りたかったのは春の景色。
紫のホトケノザに赤い兜屋根。
僕が子どもの頃から見てきた風景。
ただ一つ気になったのは、
ピントを持っていった花がど真ん中。

少しずつつぼみが膨らんで、
ようやく開き始めた。

土曜日、
いつもよりも遅い時間に起き出してみると、
久しぶりに青空が広がっていた。
富士山は荒れ模様。
70-200mmのズームを引っ張り出してきて、
単刀直入に荒れた富士山を撮る。

梅が咲きだすのは早かった。
でもその後寒さが戻り、
花の進み具合がゆっくりとなり、
いまだに梅の花が残っているところがある。
そして桃もようやく咲き始めた。
桜は静岡市で開花宣言されて１週間ほど経つけれど、
この辺りではまだのようだ。
季節が停まっている。

今日は誰もいない仕事場で、
１万字弱の報告書を書き上げる。
今どき手書きで仕上げなければならない書類だ。
右腕がぼーっとふやけてしまったような、
そんなひどい疲れ方をしている。

山道といっても生活道路だ。
十数軒のお宅がこの道を使っている。
この日は木漏れ日の中を走り抜けて気持ちが良かったので、
そこで車を停めて撮影したのだ。
そして、撮影した数日後に地震が発生した。
次の日に仕事でこの道を走ると、
この写真の右隅の木が途中から割（さ）けてしまっていた。
仕事だったのでその写真は撮らなかったけど、
日常が日常でなくなった一つの出来事だった。

新しい家ではこんなことはできない。

このびんに色々な物が入っていた。
一番好きだったのが、ユズの砂糖漬けだ。
梅ジュースもこのびんで作られていた。


今日の計画停電も、
予定よりもずいぶん早く復旧した。

この階段は屋根裏部屋に続いている。
僕が１２、３年ほど暮らしていた。
不可侵が約束された秘密基地だった。